Cybersecurity Learning Hub ー 知識から実践へ

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一般社団法人 Cyber Hiroshima

AIで学ぶ

Cyber Hiroshimaでは現在、CyBOKを日本語で学ぶためのWeb環境と、SudoRangeを利用した実践的な学習環境の整備を進めています。

一方、CyBOKを利用した専用LLMやAIエージェントは、現時点では公開サービスとして提供していません。

次のステップとして検討しているのが、CyBOKの体系化された知識をAIから利用できる形にし、学習支援や実践環境へとつなげていくことです。

  • 日本語CyBOKコンテンツ
  • 21 Knowledge Areasによる体系的な学習
  • CyBOKとSudoRange Labの関連付け
  • SudoRangeによる実践学習
  • CyBOKを検索・参照するAI
  • CyBOKを基盤とするサイバーセキュリティAI
  • Robutlerを利用したAIエージェント
  • AIとSudoRangeを連携した学習支援
  • 学習者に合わせた学習ナビゲーション

生成AIは、幅広い質問に答えることができます。

一方、サイバーセキュリティのように専門性が高く、技術、リスク、組織、法律、人間など多くの領域が関係する分野では、単に一般的なAIへ質問するだけでは十分とは限りません。

CyBOKには、サイバーセキュリティに必要な知識がKnowledge Areaとして体系的に整理されています。

Cyber Hiroshimaでは、この構造そのものに大きな価値があると考えています。

CyBOKは個別の用語集ではなく、サイバーセキュリティに必要な知識を領域ごとに体系化しています。

AIが回答を組み立てる際にも、この構造を知識の地図として利用できる可能性があります。

実際のセキュリティ課題は、一つのKnowledge Areaだけでは完結しません。

AIによって複数のKnowledge Areaを横断し、異なる知識の関係を整理できる可能性があります。

一般的なAIの回答だけで終わらせず、

「CyBOKのどこを根拠にしているのか」

を示し、利用者自身が元の知識へ戻れる環境を目指します。

「CyBOKを基にしたLLM」といっても、一つの方法だけがあるわけではありません。

Cyber Hiroshimaでは、いきなり独自の大規模言語モデルをゼロから開発するのではなく、段階的に専門性を高めていくアプローチを想定しています。

既存の高性能LLMと、CyBOKの日本語コンテンツを検索する仕組みを組み合わせます。

質問に対して関連するCyBOKの内容を探し、その情報を基にAIが説明する環境です。

目標:

「AIの一般知識」ではなく「CyBOKを参照した回答」へ。

CyBOKを中心に、必要に応じて追加の技術資料、標準、教育コンテンツなどを組み合わせ、サイバーセキュリティ分野に適したAI環境へ発展させます。

日本語での専門的な対話や、Knowledge Areaを横断した説明なども対象になります。

将来的には、オープンソースLLMなどを利用し、Cyber Hiroshimaが管理できる環境でサイバーセキュリティに特化したモデルを運用することも検討対象です。

外部AIサービスだけに依存せず、

  • 利用する知識
  • データ
  • モデル
  • アクセス権限

をより明確に管理できる環境を目指します。


CyBOKは、AIが利用する知識のすべてではなく、その中核となる信頼できる基盤です。

CyBOKの体系化された知識を起点に、最新の技術情報や脅威情報、必要に応じた専門情報を組み合わせることで、AIによる学習支援や、より高度なエージェントへ発展させることを考えています。

以下は現在提供している機能ではありません。

Cyber Hiroshimaが、CyBOK、AI、Robutler、SudoRangeを組み合わせることで将来的に実現可能と考えている学習環境です。

専門用語や技術について質問し、CyBOKの関連箇所を参照しながら理解を深める。

利用者の目的や理解度に応じて、関連Knowledge AreaやTopicを提示する。

一つの技術やインシデントについて、複数のKnowledge Areaとの関係を整理する。

CyBOKで学習した内容と関連するSudoRange Labを探し、実践的な学習へ誘導する。

理解度確認問題、要約、復習ポイントなどを生成し、自分の理解を確認する。

将来的には学習履歴や目的に応じて、学習経路を継続的に調整するパーソナルな学習エージェントへの発展も考えられます。

AI技術は急速に進化しています。

Cyber Hiroshimaでは、最初から大規模な独自AI環境を構築するのではなく、実際の学習価値を確認しながら段階的に発展させることが重要だと考えています。

  • 日本語CyBOKのWeb化
  • Knowledge Area / Topicの構造化
  • CyBOKとSudoRange Labの関連付け
  • AIが検索・参照しやすいデータ構造の検討

現在はこの基盤作りを進める段階です。

既存LLMとCyBOK検索を組み合わせ、

「CyBOKを根拠に説明するAI」

を検証します。

重要なのは、回答だけでなく、

  • Knowledge Area
  • Topic
  • 関連ページ
  • 参照した情報

へ戻れることです。

CyBOK検索、LLM、SudoRange Lab検索などをツールとして接続し、Robutlerを使った学習エージェントへ発展させます。

目標:

「質問に答える」から「次の学習行動を支援する」へ。

オープンソースLLMやプライベートなAI実行環境を検証し、より専門性と制御性の高いサイバーセキュリティAIへの発展を目指します。

将来的には、

  • CyBOK Learning Agent
  • SudoRange Agent
  • Research Agent
  • Assessment Agent
  • Organisation-specific Agent

などが役割を分担し、必要に応じて協力する環境も検討します。

サイバーセキュリティ分野では、AIが自然な文章を生成できることと、その内容が正しいことは同じではありません。

Cyber Hiroshimaでは、AIを利用する場合にも、CyBOKが持つ体系性と根拠を失わないことが重要だと考えています。

可能な限りCyBOKの関連Knowledge AreaやTopicへ戻れる設計を目指します。


AIは学習や調査を支援するものであり、重要なセキュリティ判断をAIだけに委ねるものではありません。


外部LLMとプライベートLLMの双方を検討し、扱う情報に適した実行環境を選択できることを目指します。


AIが答えを代わりに出すだけではなく、

「なぜそうなるのか」

を考え、元の知識を確認し、自分で理解するための学習環境を目指します。