PRACTICE
サイバーセキュリティは、知識を読むだけでは身につきません。
CyBOKで体系的に学んだ知識を、実際の環境で操作し、自分で確かめてみる。
Cyber Hiroshimaでは、CyBOKの21 Knowledge Areasとクラウド型Cyber Range「SudoRange」の実践演習をつなぎ、「知る」から「できる」へ進む学習環境を提供します。
Knowledge Area、難易度、Red Team / Blue Team、Cyber Kill Chain、NIST CSF、MITRE ATT&CKなど、目的や経験に合わせて学習する分野を選ぶことができます。
FROM KNOWLEDGE TO PRACTICE
CyBOKは、サイバーセキュリティという広い分野を体系的に理解するための知識体系です。
ネットワーク、暗号、認証、ソフトウェア、マルウェア、フォレンジック、リスク管理などを個別に覚えるだけでなく、それぞれがサイバーセキュリティ全体の中でどのような意味を持つのかを理解できます。
一方、知識を理解することと、それを実際に使えることは同じではありません。
Cyber HiroshimaではCyBOKとSudoRangeを組み合わせ、知識と実践を往復する学習を提案します。
Knowledge Areaを読み、基本原理、用語、考え方を理解します。
学んだ分野に関連するラボで、実際に操作します。
成功・失敗の理由を考え、実際に起きたことを知識と結び付けます。
理解した内容を土台に、関連するKnowledge Areaやより高度な演習へ進みます。
CYBOK × SUDORANGE
CyBOKで定義されている21のKnowledge Areasに対応して、SudoRangeには関連する実践ラボが登録されています。
CyBOKで基本原理や考え方を理解した後、その分野に関連するラボへ進むことで、学んだ内容を実際の操作を通して確認できます。
分野によってラボ数や演習内容は異なります。
11 Labs
組織におけるリスク管理、ガバナンス、セキュリティ意思決定に関連する分野。
3 Labs
サイバーセキュリティに関連する法律、規制、コンプライアンスを扱う分野。
18 Labs
人間の行動、意思決定、セキュリティ意識など、人とセキュリティの関係を扱う分野。
7 Labs
プライバシー、個人情報、オンライン上の権利について学ぶ分野。
36 Labs
ネットワーク、プロトコル、通信、ネットワーク攻撃と防御を扱う分野。
18 Labs
コンピュータや電子機器を構成するハードウェアのセキュリティを扱う分野。
5 Labs
物理世界とデジタルシステムが接続された環境のセキュリティを扱う分野。
18 Labs
通信の物理層や無線・有線通信に関連するセキュリティを扱う分野。
20 Labs
暗号技術を実際のシステムやプロトコルへ適用する方法を学ぶ分野。
16 Labs
暗号の基本原理、アルゴリズム、鍵などについて学ぶ分野。
30 Labs
OS、アクセス制御、権限、仮想環境などのセキュリティを扱う分野。
41 Labs
複数のシステムがネットワークを介して連携する環境のセキュリティを扱う分野。
35 Labs
ユーザーを確認し、適切な権限を与え、行動を追跡する仕組みについて学ぶ分野。
5 Labs
数学的・形式的な方法を使ってシステムの安全性を分析・検証する分野。
7 Labs
ソフトウェアの脆弱性や安全な実装について学ぶ分野。
74 Labs
Webアプリケーションやモバイル環境における攻撃と防御を学ぶ分野。
1 Lab
設計から開発、テスト、運用まで、ソフトウェアを安全に作るプロセスを扱う分野。
49 Labs
マルウェア、攻撃手法、脆弱性悪用などについて実践的に学ぶ分野。
11 Labs
攻撃者の目的、行動、戦術などを理解する分野。
2 Labs
セキュリティ監視、検知、対応、インシデント管理について学ぶ分野。
30 Labs
デジタル証拠を収集・分析し、何が起きたのかを調査する分野。
FIND YOUR LAB
SudoRangeのラボは、CyBOK Knowledge Areaだけでなく、難易度、学習タイプ、攻撃プロセス、セキュリティフレームワークなど、複数の観点から整理されています。
「何を学びたいか」だけでなく、現在の経験、担当業務、攻撃側・防御側の視点などから、自分に合った演習を選ぶことができます。
DIFFICULTY
経験やスキルレベルに応じて、ラボを難易度から選ぶことができます。
| レベル | 登録ラボ数 |
| Level 1 | 51 |
| Level 2 | 37 |
| Level 3 | 168 |
| Level 4 | 16 |
| Level 5 | 5 |
| Level 6 | 62 |
| Level 7 | 11 |
| Level 8 | 3 |
LAB TYPE
攻撃手法や脆弱性を攻撃者の視点から理解し、防御に必要な知識を深めます。
125 Labs
監視、分析、検知、対応など、防御側の視点からセキュリティを学びます。
66 Labs
ガイドされた演習を通して、技術や考え方を段階的に学びます。
278 Labs
与えられた課題に対して、学んだ知識や技能を使って解決を目指します。
75 Labs
CYBER KILL CHAIN
Cyber Kill Chainの各フェーズに関連するラボを使い、攻撃がどのように準備され、標的へ到達し、システム内で行動するのかを段階的に学ぶことができます。
| フェーズ | ラボ数 |
| 偵察 | 49 |
| 武器化 | 9 |
| デリバリ | 13 |
| 攻撃 | 82 |
| インストール | 17 |
| コマンド&コントロール | 5 |
| 目的実行 | 36 |
NIST CSF
NIST Cybersecurity Frameworkの機能分類に関連するラボから、組織に必要なサイバーセキュリティ活動を実践的に学ぶことができます。
企業、自治体、教育機関などで、特定のセキュリティ機能に重点を置いた人材育成を検討する際にも利用できます。
| 機能 | ラボ数 |
| 識別 | 24 |
| 防御 | 91 |
| 検知 | 27 |
| 対応 | 8 |
| 復旧 | 3 |
MITRE ATT&CK
MITRE ATT&CKは、実際に観測された攻撃者の行動を整理したナレッジベースです。
SudoRangeでは、ATT&CKのTacticsに関連するラボを使って、特定の攻撃フェーズや行動を実践的に学ぶことができます。
| 戦術 | ラボ数 |
| 攻撃対象の情報収集 | 4 |
| 攻撃に必要なリソースの準備 | 52 |
| 初期侵入 | 14 |
| 悪意あるコードの実行 | 5 |
| 確立したリソースの維持 | 22 |
| 特権への昇格 | 43 |
| 防御の回避 | 12 |
| 認証情報へのアクセス | 16 |
| 攻撃対象環境の掌握 | 6 |
| 攻撃目標に関するデータの収集 | 3 |
| C&Cサーバとの通信/制御 | 1 |
| データの窃取・送信 | 4 |
| システムとデータの操作・中断・破壊 | 2 |
※MITRE ATT&CKにはLateral Movement(横方向への移動)を含む14のTacticsがあります。本ページでは、SudoRangeで現在Labが分類されているTacticsを掲載しています。
FOR LEARNERS & ORGANISATIONS
CyBOKでサイバーセキュリティの全体像を確認しながら、関連するラボで実際に手を動かすことができます。
「何を学べばよいか分からない」という段階から、体系的に学習を始めることができます。
Knowledge Area、MITRE ATT&CK、Red Team / Blue Teamなどから、自分の業務や伸ばしたい技能に関連する演習を選ぶことができます。
講義を受けただけで終わらせず、知識とハンズオン演習を組み合わせた研修を設計できます。
職種や担当業務に合わせて学習テーマを組み合わせることもできます。
独自に大規模なCyber Rangeを構築することなく、実践的なサイバーセキュリティ教育を導入できます。
学生、教職員、自治体職員、地域人材など、対象に応じた教育への活用を検討できます。
CyBOKで体系を理解する。
SudoRangeで実際に試してみる。
結果を振り返り、もう一度CyBOKへ戻る。
Cyber Hiroshimaは、知識と実践を行き来しながら継続してサイバーセキュリティを学べる環境づくりを進めています。